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2008-12-17(Wed)

僕らの日記Ⅳ Second Age

2020年3月21日(土曜日)
【大塚 眞梨那】
 「ちょっと休憩するか~。」
 立田山自然公園で大きな背伸びをしながら大塚 眞梨那はこうつぶやいた。スポーツ万能の大塚は、学校を卒業してからも毎日のランニングは欠かさない。運動が嫌いな富田 穂樽とは対照的に、大塚は体を動かすのが大好きで、高校3年時はテニス部のキャプテンとして、インターハイを勝ち抜いた実績もある。反射神経がよく、動きが早いので、たいていのスポーツはそつなくこなせる大塚が、テニスを選んだ理由は父親の影響があるらしい。しかし、父親は高校の時はハンドボールをやっていて、テニスをやっていたわけではない。娘になぜテニスを薦めたのかは謎である。
 「あれ?」
 いつものように何気なく風景を眺めていると、一瞬何か別の物が大塚の視界に浮かんだ。大塚は一瞬何が起こったのかわからなかったが、とりあえず、目を何度も瞬きし、また同じ風景を眺めてみた。しかし、いつもと変わった様子はなかった。
 「何か疲れてるのかな~。原因は思い浮かばないけど。」
 頭を軽く振りながら精神を集中しなおし、大きく深呼吸をして、また走り始めた。

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2008-12-09(Tue)

僕らの日記Ⅳ Second Age

2020年3月20日(金曜日)
【富田 穂樽】
 「一人ひとりの役割が大事なのね・・・」
 睡眠までのひととき、富田 穂樽はベッドの上に寝転び、読書を楽しんでいた。読んでいる本は、冒険者組織関連書籍で、魔術師の本田 仁が書いた「正しい迷宮の歩き方 その1」である。この本には、冒険者組織で冒険者になるために必要な最低限度の知識が書いてある。冒険者組織入団試験の内容から、入団後の職業、部隊編成、装備、各種施設等々、迷宮に入る前までの心構えが余すところなく記されている。
 「自分の命を守る上で装備、特に防具には神経を使わなければならない。亜獣と直接戦う前衛の戦士たちはもちろん、後衛の隊員たちも可能な限りの装備を行うべきだ。なぜならば、迷宮内では何が起こるかわからないのだから。あなたを守っていた前衛の戦士が倒れることがあるかもしれない。そうなると亜獣は直接あなたを狙ってくるだろう。しかし、その状況になり、無事に地上に戻ってくることが出来たならば、あなたは十分な幸運の持ち主である。」
 入団後の職業は、適性検査によって決まるので自分が何の職業になるかは今の段階では知るすべもない。しかし、父親が罠解除士(引退直前は忍者に転職していた。)、母親が魔術師という家系なので、自分もおそらく前衛職ではなく後衛職になるのではないかと考えていた。
 「十分な幸運の持ち主か・・・」
 キリが良いところまで読み終えたところで、部屋の電気を消し、眠りに着いた。

2008-12-01(Mon)

僕らの日記Ⅳ Second Age

2020年3月19日(木曜日)
【富田 剛・原田 公司・原田 公輝・本田 仁】
 「いやー富田、昨日は急に押しかけてごめん。」
 「全然大丈夫ですよ。慣れてますから。」
 昨日の夜いきなり熊本に来ようと思い立った原田 公司は、熊本に着いたのはいいものの、泊まる宿を考えてなかったので、富田 剛の家に泊まることにした。富田の家は言わずと知れたゲーム喫茶「ハムジ」2号店であり、料亭「道」の正面に位置している。不定期に行われる料亭「道」での飲み会は、想像以上に激しいので、酔いつぶれて家に帰れない者も出てくる。そのような時は、富田の家に泊まるのが常になっている。
 「そろそろ着きますよ。」
 運転席の本田 仁が同乗者に向けてこう言い放った。公輝が入居する予定のアパートは熊本大学周辺ではなく、冒険者組織のある黒髪地区に建てられている。アパートという名前ではあったが、建物は立派で、十分公輝の満足を得られるものであった。
 「おーなかなかいいところやん。さすが本田。ありがとうね。」
 「いえいえ、さすがに30年近く黒髪にいますからね。黒髪地区のほとんどの情報は持ってますよ。」
 ポーカーフェイスでそう答えながらも、原田親子が自分がセッティングした宿を気に入ってくれたので、内心すごく喜んでいた。
 「じゃあ、お礼に飯でも食いに行こうか。俺のおごりで。何が食べたい?」
 原田はある答えが返ってくることを予感しながらも、富田と本田に尋ねてみた。
 「いやーせっかく長崎から熊本に来たんですから。」
 「そうですよ。熊本に来たら長崎ちゃんぽんでしょう。」
 原田の予想通り、富田と本田は30年来使っているセリフをあたりまえのように答えたのである。
2008-11-19(Wed)

僕らの日記Ⅳ Second Age

2020年3月18日(水曜日)
【原田 公司・原田 公輝・原田 まどか・原田 公獅】
 「おい公輝、そういえば、熊本の宿が決まったぞ。」
 夕食後の家族団らんの一時に、父親である原田 公司が、熊本大学に入学することになった長男原田 公輝にこう話しかけた。
 「うわー、決まったんだ。いいなあ公輝兄ちゃん。一人暮らしじゃん~。」
 いままで、テレビに夢中であった高校1年生の長女原田 まどかが、公輝が反応する前に騒ぎ立て、次男でまだ小学5年生の公獅もだまって公輝に視線を向けて、反応を待っていた。
 「親父サンキュー。宿まで決めてもらってありがとう。で、どの辺りになったん?大学周辺?」
 「それは行ってからのお楽しみ。てことで、今から熊本に行くぞ。」
 「え?今から?」
 そういって立ち上がり着替え始めた父親を眺めながら、大きなため息をついた公輝は自分の部屋に戻り、支度を始めた。

2008-11-14(Fri)

僕らの日記Ⅳ Second Age

2020年3月17日(火曜日)
【中島 貴史・高森 幸】
 「さて、今日はそろそろ上がるかな。」
 午前中の鍛錬を行っていた中島 貴史は、大きく深呼吸をし、ロッカールームへと足を向けた。中島は偉大なる僧侶の中島 一州の長男であり、2年前に熊本大学理学部に入学後、冒険者試験に合格し、現在戦士として活躍している。入団当初は誰もが僧侶になると思っていたので、中島の選択は周囲を驚かせた。ただし、中島は適性試験で僧侶への適性も併せ持っていたので、将来的には君主へのクラスチェンジも可能である。
 「あ、中島君。もう上がり?」
 ロッカールームへの途中にあるベンダーコーナーで一息ついていた同じ部隊の戦士高森 幸が中島に声をかけた。
 「うん。もう上がろうかと思ってる。おなかもすいたしね。高森さんはまだやるの?」
 「うーん、どうしようかと思っていたところなんだよねー。でも中島君上がるなら私も上がろうかな。どう?一緒にランチでも。」
 中島はにっこりと笑って、だまって右手でOKマークを出した。

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大島清吾

Author:大島清吾
訪問ありがとうございます。
1年半の放置後復帰しました^^
主に応援している公営競技選手についてのコメントや、レース予想等の話題を何気に記入していきます。
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【応援している選手一覧】

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田中 勝春 騎手

《競艇選手》
守屋 美穂 選手(4482)
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西岡 育未 選手(4878)

《競輪選手》
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